正社員になりたくない20代がフリーター・フリーランスになるメリット・デメリットを紹介

正社員になりたくない20代

20代は「将来、一生会社で働く人生でいいのか」と真剣に悩む時期です。働き方の多様化が進んできている今、正社員として安定して働くのか、フリーターである程度自由な時間を作りながら働くのか、フリーランスとして自分の好きな仕事をして働くのか、選択肢が広がってきています。

何が正解で何が不正解ということはまったくありません。それぞれにメリットやデメリットが存在していて、人によって合う合わないもあります。

そこで今回の記事では「20代がどのように働いていけばいいのか」について解説していきます。

こんな悩みを解決!
  • 正社員・フリーター・フリーランスのどれを選べばいいの?
  • どんな働き方が自分に合っているの?
  • そもそもフリーランスなんて選べるの?
かんざき

早まった判断で人生設計をミスしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてください!

正社員になりたくないと感じてしまう5つの理由

正社員になりたくないと感じてしまう理由として、以下のことが挙げられます。

  • 背負う責任が大きいから
  • 好きなことに費やす時間が取れないから
  • 会社に縛られるのが嫌だから
  • 煩わしい人間関係に巻き込まれたくないから
  • 時給換算すると稼ぎが下がってしまうから

背負う責任が大きいから

基本的に長期雇用を前提としている正社員は、責任のある仕事を任されます。業種によってはノルマが課されることも。さらには部下ができれば、部下の不始末の後処理も必要です。

このように責任を伴う仕事を任されるようになるため「正社員になりたくない!」と思う人が多くなります。

かんざき

僕もノルマに追われる日々は本当にストレスでした…。毎日ノルマを達成すること以外、何も考えられなかったですし。

好きなことに費やす時間が取れないから

正社員になると、生活の大半が仕事時間です。そのためプライベートな時間が少なくなり、自分の好きなことに費やせる時間も取れなくなります。

就業時間は会社によって定められるため、もちろん自己都合で休むなんてできません。残業や休日出勤を命じられてしまえば、自由時間はさらに減ってしまうため、好きなことに使える時間がたくさん欲しい人ほど、正社員になることに抵抗を感じてしまいます。

かんざき

自分の時間が取れないと、ストレスは絶対に溜まります。

会社に縛られるのが嫌だから

正社員にはしっかりとした雇用契約があるため、会社に縛られることになります。就業規則に準じて働かないといけないので「制約のもと働かないといけない」という束縛感に耐えられない人も。毎日の通勤ラッシュなど、仕事外の時間でも拘束されている感覚を持つこともあります。

そのため、縛られることに不快感を覚える人は正社員になりたくない人が多いです。

かんざき

縛られているという意識が強いと「自分は何のために生きているんだろう」と悩んでしまうこともあります。

煩わしい人間関係に巻き込まれたくないから

正社員になれば、ほぼ確実に人間関係でのストレスを感じることになります。いい人ばかりの会社もあるかもしれませんがそれはかなり稀で、多くの人が勤めているとどうしても一定数面倒くさい人はいます。

基本8時間労働になる正社員は、長時間嫌な人とも接しなければいけません。そのため「正社員になって人間関係で悩まされるのは嫌だ!」と思ってしまいます。

かんざき

実際に「ストレスの8割は人間関係」と言われています。

時給換算すると稼ぎが下がってしまうから

正社員はまとまった給料が振り込まれる固定給ですが、時給換算すると「実はアルバイトよりも安い給料だった」なんてことも。仕事量と稼ぎの割合が合わないと感じれば、モチベーションも下がるでしょう。

残業代が満額支給されなかったり、満足できるだけの給料が支払えない企業が多いのも悲しい事実です。

かんざき

手取りが少ない場合でも、保険料や年金などいろいろと負担してくれる分もあるため、一概に悪いとは言えません!

正社員・フリーター・フリーランスのそれぞれのメリット・デメリットを紹介

正社員として働くメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 収入が安定する
  • 社会的信用を得られる
  • 雇用が保障されている
  • スキルが身に付きやすい
  • 福利厚生が得られる
  • 自由に使える時間が減る
  • 人間関係に悩みやすい
  • ストレスが溜まりやすい
  • 転勤や異動がある
  • 仕事内容と給料が見合わない

正社員の最大のメリットは何と言っても「安定」です。会社が倒産しない限り、給料や雇用に関して心配がいりません。社会的信頼も得られるためクレジットや賃貸の審査も難なく通りますし、周りからも安定した仕事をしている人という評価も得られます。

デメリットはさまざまなことから「ストレス」が生じることです。会社の規則や上司に言われたことには従わなくてはいけません。自分の思ったようにはいかないことも多々あります。

かんざき

給料や待遇の良さは労働が対価になるので、そこをきちんと理解しておきましょう。

フリーターとして働くメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • さまざまな面で融通が利く
  • 責任を負うことが少ない
  • いつでも仕事を辞めやすい
  • 掛け持ちで収入を増やせる
  • 自分の時間を持ちやすい
  • 職場都合で退職させられる
  • 社会的信用が低くなる
  • 賞与や有給がない
  • スキルが身に付きづらい
  • 就職しづらくなる

フリーターでいる1番のメリットは「融通が利く」ところです。勤務日や時間、働く期間など、働き方をある程度自分で決められます。とはいえ、仕事の時間はしっかりと規則に沿って働かなくてはいけません。

デメリットは非正規雇用のため立場が弱いということです。職場の都合で辞めさせられたり、それなりに収益がないとクレジットや賃貸の審査が通りづらかったりと、ずっとフリーターでいると生きづらさを感じることもあるでしょう。また、フリーターの期間が長いと年齢に見合ったスキルが身についていない状態になりがちで、就職も厳しくなります。

かんざき

いくつもアルバイトを掛け持ちすれば収入は増えますが、保険料や年金の補助をしてもらえない場合もあるため、そうなった場合すべて自分で払う必要があります。

フリーランスとして働くメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 時間・場所に縛られない
  • 収入の限界がない
  • 人間関係で悩まない
  • 好きなことだけできる
  • 収入が不安定
  • 徹底した自己管理が必要
  • 社会的信用度が低い
  • すべてが自己責任

フリーランスの最大のメリットとして真っ先に挙がるのが「何にも縛られない」ことです。フリーランスと言ってもいろんな業態があるので一概には言えませんが、現場仕事でない限りは時間や場所に縛られません。もちろん納期がある仕事ならそれに間に合わせる必要があります。しかし逆に言えば、納期に間に合いさえすればどんな働き方をしても構いません。

大きなデメリットとしては「まったく安定しない」ということです。サボればサボるだけ収入は減りますし、身体を壊して仕事ができなければ、その間の収益は0になります。軌道に乗ったと思っても、急に仕事がなくなる可能性も捨てきれません。そのため、リスクの分散が大切になってきます。

かんざき

働きやすさはあるものの、自己管理がしっかりできないと、会社員以上の収益を得ることはまず不可能です。

正社員・フリーター・フリーランスにそれぞれ向いている人の特徴を紹介

ここまでで正社員・フリーター・フリーランスのメリット・デメリットをご紹介しました。「でも実際に自分にはどの働き方が合っているの?」という疑問が出てくることでしょう。そこで、自分はどの働きかたが合っているのかがわかるチェック表を作ったので、ぜひ参考にしてみてください。

スクロールできます
正社員フリーターフリーランス
向いていない人仕事以外の時間が欲しい人

人間関係で悩みたくない人
いろんなことにチャレンジしたい人
自分の裁量で仕事をしたい人
安定が欲しい人
他人からの評価が気になる人
夢や目標がない人
自己管理ができない人
安定が欲しい人
責任感がない人
交渉能力がない人
向いている人安定が欲しい人

キャリアアップを狙いたい人

1つの物事に熱中できる人

規律正しい人
他に夢を追っている人

いろんな業界・職種を体験したい人

自分の時間が欲しい人
稼ぎたいと本気で考えている人

自分に厳しい人

常に変化を求められる人

クリエイティブな思考がある人

この記事の冒頭でも書きましたが、どの働き方が正しいなどは一切ありません。その人に合った働き方ができるのが1番です。上のチェック表を参考に、自分にはどの働き方が合っているのかを考えてみましょう。

実はフリーランスは誰でも目指せる

正社員でもフリーターでもない働きかたに「フリーランス」があります。

そもそもフリーランスとは?

会社や団体に所属せず、仕事を個人で自由に契約する人のこと。定額での給与はなく、納めた仕事に対して「報酬」をもらうスタイル。税の法律上、個人事業主という括りに含まれる。

その道で特殊な技能や経験がないとできないと思われがちですが、実はそんなことはなく、誰でも目指せます。

まずはフリーランスの主な職種には何があるのかを確認してみましょう。

フリーランスの主な職種例
  • SEやプログラマーなどのIT系
  • デザイナー・ライター・ブロガーなどのWeb系
  • カメラマン・俳優・YouTuberなどのエンタメ系

この中でも、スキルがなくてお金もかからずに始められるものだとライター・ブロガー・YouTuberです。ネットで調べれば必要な知識が簡単に得られます。スキルはやっていく中で身に付けられますし、ブロガーとYouTuberに至っては独自性がハマればクオリティが高くなくても成り立つ場合も。始めるときの大変さがあまりなく、フリーランスを目指して気軽に始められます。

これからフリーランスを目指すならブログがおすすめ

僕自身がやっているということもありますが、フリーランスとして働くならブログが1番おすすめです。なぜかと言うと、リスクが少なく始められ、かつリターンが大きいからです。

リターンとしては、以下のことが挙げられます。

  • ライター・Web運営・マーケティングなどのスキルも同時に身に付く
  • ある程度放置しても収益が生まれるシステムが作れる
  • もしフリーランスがダメになっても、ブロガーとしての経験をもとに転職できる
かんざき

ブログで得られるスキルや始めるメリットに関して詳しく書いた記事もあるので、ぜひ読んでみてください。

ちゃんと稼げるようになるまでに時間はかかりますが、誰でも簡単に始められるため、なるべく早く始めてみるのがおすすめです。徐々に軌道に乗り始めたら、フリーランスとして独立することも視野に入ってきます。

フリーランスではなくて正社員を選ぶとしても、ブログで得たスキルを使えば正社員になるのは難しいことではありません。始めるだけならデメリットはまったく見当たらないレベルで無いので、もし興味を持った人がいたら、これを機にぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

まとめ:正社員になりたくない20代は生きかたをしっかり考えよう

働き方が多様化されている現代では、正社員になりたくないと本気で悩む人が増えるのは当然です。しかし、正社員になるべきなのかそうでないのかをしっかりと考えられていないと、いわゆる「人生失敗」になってしまう可能性もあるでしょう。

そうならないためにも、まずは自分の現状を見直し、正社員・フリーター・フリーランスのどれが自分に合った働き方なのかを理解する必要があります。

とはいえ、20代はまだまだやり直しが効く期間なので、恐れず自分のやりたいようにやってみるのも良いかもしれませんね。

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